世界遺産「古都京都の文化財」を巡る旅!「西本願寺」【その1-2】
皆さんこんにちわ!eveです。
今回は世界遺産「古都京都の文化財」の東寺、西本願寺、二条城に行ってきました。
今回は西本願寺となります。
↓前回はこちら
目次
西本願寺へ!
東寺から西本願寺へ向かいます。
行き方はいろいろあるんです徒歩で向かうこととしました。
徒歩で約15分~20分くらいで着きます。
西本願寺の概要
正式名称は龍谷山本願寺といい、浄土真宗本願寺派の本山となります。
浄土真宗といえば鎌倉時代に親鸞(1173~1263)が開いたということで歴史の教科書でも習いますね。
紆余曲折の後に、第11第宗主の顕如(1543~1592)の時代に現在の場所に移ったとのこと。
本願寺の本山なのに何故「西」本願寺?
浄土真宗本願寺派の本山なのに何故一般的には「西」本願寺と呼ばれているんでしょうか。単に本願寺でも良さそうですよね。
理由としては東本願寺の存在です。
しかし、浄土真宗本願寺勢力と織田信長との戦い(石山合戦)が1570年に発生し、その時に本願寺の中で織田信長と講和しようとする勢力と徹底抗戦を主張する勢力が次第に内部で分裂してしまい東西分裂の原因となったんだとか。
(このあたりの歴史は東本願寺により詳しい説明がありましたのでここでは省略します。)
東本願寺は世界遺産に登録されていないので一般的な知名度は西本願寺よりも高くはありませんが、京都の人たちからは西本願寺を「お西さん」、東本願寺を「お東さん」と呼んで親しまれているそうです。
【参考】顕如って?
ところで話が逸れるのですが皆さんは先ほど書いた「顕如」って聞いたことがありませんか?
聞いたことがある人はきっと戦国時代が好きな方ではないでしょうか。
本ブログでは信長の野望のプレイ記事もありますのでそちらからこの記事にたどり着いた人もいるかもしれません。
現段階で信長の野望シリーズ最新の「大志」でも本願寺顕如が登場します。
武士ではなくお坊さんなんですがそもそものパラメーターがやたら高い上に固有の大命である「一向一揆」があります。
どんな効果かというと領土が近接した相手に対して発動することができて、兵数と人口と農地と開発施設に損害を与えてきます。なかなか本願寺勢力でプレイすることはないので、もっぱら被害を受ける側なので使われると本当にもう勘弁して欲しくなります。そのため対策としては、隣接した場合は即本願寺を落とすか、そもそも隣接しないように注意することになります。ただ、落とすといっても本拠地である石山御坊の城郭の耐久値がめちゃめちゃ高く(よく考えれば石山合戦で10年も耐えたってことがゲームに反映されているんでしょうね。勉強になるなあ)て落としづらい上に顕如を始め下間頼廉等のお坊さんのつよいのなんの・・・。
ということで本願寺の歴史はよく知らない方でもやっかいな相手だなということは知っているんではないでしょうか。(あくまでゲームの話)
拝観について
拝観料についてですが無料です。
開門:5:30、閉門:17:00となっていますのでそれまでに伺いましょう。
境内
境内に入るとパンフレットが置いてあります。パンフレットの案内図はこちらです。
まず、堀川通に面している御影堂門から入ります。立派な門です。
ちなみに道路を挟んで反対側には総門があります。
御影堂門を潜ると御影堂(国宝)が見えます。大きすぎて写真に収まりません笑
内陣中央に親鸞の木像が安置されているそうです。
中に入ることもできます。
例によって写真を撮影していいかわからなかったので撮りませんでした。
かなり広いお堂となっています。
続いて廊下を通って阿弥陀堂に行きます。
と思ったんですが修復中で入れませんでした。残念。
こちらは廊下から撮った境内です。
いやー広いですね。
右に見えるのが大銀杏。
正面に見えるのがお茶所となっていて休憩することができます。
左に見えるのは阿弥陀堂門です。
近くで見るとこんな感じ。
気を取り直して正面から阿弥陀堂門を見てみます。
こちらも立派なお堂ですね。
中には御本尊(阿弥陀如来像)があるみたいですが修復中は御影堂にあるとのこと。
他にも国宝の飛雲閣(今回は入れませんでした。)やその近くに鐘楼(重要文化財)ながあります。
また、唐門(国宝)がありますが修復中でした。
全体は見れませんでしたがかなり豪華な装飾です。
眺めていると日が暮れるのも忘れてしまうから「日暮門」とも言うんだとか。
いやー見所がたくさんですね。
修復中の箇所が多いのが残念ですが、京都駅から近いですしまた訪れる機会もあるでしょう。
まとめ
というわけで世界遺産「古都京都の文化財」の西本願寺に行ってきました。
京都駅からも近く比較的訪れやすいと思うので皆さんも行ってみてください。
建造物も見ごたえがありますが、本願寺の歴史にも触れることができるため歴史づきな方にもオススメです。
最後までありがとうございました。